レーザーマーカーの中でも最も高精度、微細加工が可能なUVレーザーマーカーを導入しました。キーエンス製MD-U2510。
製版が不要なので、1個からの小ロット加工では、大幅なコストダウンと納期短縮になります。
現在当社が提供する高精度印刷、精密塗装技術と融合し、新たな選択肢の一つとして適切なソリューションをご提案致します。刻印以外でも被膜・塗膜の剥離、表面状態の改質等様々な可能性があります。テストや実験などお気軽にお問合せください。
スクリーン印刷で黒ベタ印刷を行い、文字の部分をレーザーで刻印。100%に近い再現性でガラスへのダメージ無で加工可能です。
このような抜き文字加工の場合、基本的に製版費不要で対応できます。
通常のガラスへのマーキングとは異なる当社独自の方法でガラスへのエッチング加工が可能です。ガラス面への罫書き線など。
シリアルナンバー、各種2次元コードの対応が可能です。
印刷では困難だった形状の部品にも対応が可能になりました。
UVレーザーはスポット径が最も小さく、加熱により変質させるのではなく光化学反応で加工するコールドマーキングなので、より高精細、高精度の加工が可能です。
材料への熱負荷が非常に小さいため、熱による変形、ひび割れ、焦げ付き、バリの発生を最小限に抑えられるので、他のレーザーでは対応できないデリケートな材料や、高精度が求められる分野で特に力を発揮します。
対応可能:精密機器、光学機器、光学素子(ガラス、レンズ等)、金属、樹脂など
対応不可:UV光に反応しない素材(一部白色樹脂、透明樹脂等)、深彫り加工。
各種レーザーマーカーの特徴、比較
種 類
ファイバーレーザー
主な波長
1064nm
特 徴
光ファイバーを使用。
最もハイパワー。汎用性有。
主な用途
金属深彫り
YVO4レーザー
1064nm
結晶を使用する個体レーザー。微細加工。
金属、樹脂
CO2レーザー
10600nm
CO2 ガスを媒質とした気体レーザー
紙、木材、透明体
UVレーザー
355nm
UV光を使用。微細加工・汎用性№1
精密機器、金属、樹脂、熱に弱い素材
金属4種 SUS、黒アルマイト処理済アルミ、真鍮、アルミ
樹脂4種 アクリル黒、白、POM黒、ABS黒