光学素子は、わずかな傷や汚れも許されない繊細な部品であり、その検査や拭き取りには高度な技術が求められます。創業当初より光学機器製造に携わっており、ガラス、レンズ、プリズム等の光学素子の取り扱いの経験が豊富です。また、曲面印刷によるレンズ枠や化粧リング、指標などの円筒形状の光学部品への印刷に多くの実績があります。
ミクロン単位で高速に測定可能な高精度画像寸法測定器を2台、0.1μm単位で測定可能な厚さ測定器、マクロレンズでモニターに拡大して映せるシステムなどがあります。検査測定能力は印刷技術向上の起点になります。品質向上による顧客満足を目指しております。
光の反射防止のために黒色塗料をガラス、レンズ、プリズムなどに塗布する遮光目的の塗布、印刷に実績がございます。形状、材質、数量、膜厚、透過率、反射率など状況により、印刷・塗布方法を選択し、塗料についてもご提案させて頂きます。
旋盤、ボール盤、切断加工、ガラス接着等の社内で可能な技術により、印刷治具はほぼ自社生産で行っておりますので、安価な治具による短納期対応が可能です。
撥水性能のあるインクを開発し大学や研究機関で検査測定用のガラス印刷品としてご使用頂いております。また、特殊印刷とガラス接着の既存技術と新たに開発した細胞非接着技術、撥水コーティング技術を融合し、医療向け検査測定ツールを生産している実績があります。
光学機器では、ガラス面とフィルター枠がフラットな構造のクリーニングが容易なプロテクトフィルターを設計から行い生産しております。
塗装・印刷関連では、液体マスキング剤、文字高さ0.25㎜の微細文字印刷、赤外線遮断印刷などをお客様からのご要望をきっかけに開発してまいりました。
ご要望を頂ければ積極的に取り組みます。
1.課題解決への対応力
お客様から寄せられるご要望は、私たちの技術力と知見を深めるための大切な機会であると認識しております。一つひとつのご依頼に真摯に対応することで、着実な成長を目指します。
小規模ならではの機動力と柔軟性、そして開発力を持ち合わせております。これらを最大限に活用し、お客様と共に課題解決を目指します。
2.手作業中心の業務
生産数が少ないことや、機械での生産が困難な生産も手作業にて承ります。
手作業には、手先の器用さと長年の経験が必要です。微細な世界の道理を理解し、感覚を養うには長い時間を要しますが日常的に手作業での生産機会が多く熟練がおりますので、機械での対応が難しい案件等も積極的に承ります。
3.「技術向上」と「品質追求」への飽くなき挑戦
いかなる課題にも真摯に向き合い、積極的に挑戦し続けることで、常に技術力の向上とより良い品質の追求を目指しています。お客様の期待を超える製品・サービスをご提供できるよう、日々研鑽を重ねています。
数個~数万個レベルの生産を請け負っております。試作のみのご依頼も多く承っております。
また、部品調達のネットワークがありますので基板からの調達も可能です。